2015/03/11
新江古田こばやし歯科クリニックでは去年11月から院内に技工所があります。
私の念願でしたので、今、一緒に仕事ができて本当に嬉しく、頼もしく思っております。今となっては、院内技工がない環境は考えられません。
内容はセラミックやラミネートベニアなどの審美歯科を専門的に行っております。
担当は歯科技工士の東垣外さんです。
歯科技工士は単に歯を作ることだけが仕事ではありません。
患者様からのご希望を受け、セラミックなどを作製するに当たり、患者様との上部構造の相談にてのってもらうこともあります。
術前シミュレーションを石膏模型で作製し、ゴールのイメージを共有します。
その後、歯を削った後に使用する仮歯をあらかじめ準備しておきます。
準備が整ったら、型取りをしてセラミックの作製です。
が、大事なのは歯の色や質感です。東垣外さんがしっかり写真を撮って、それを見ながら作るのです。
勿論、基礎工事が最も大切です。
根の治療(根管治療)にラバーダムやマイクロスコープを使用して成功率をあげる努力をし、しっかりステップを踏んで歯磨き練習から歯石取りをし歯周病を治したり、矯正治療でかみ合わせを考慮したり。
その先のゴールとして審美性を考慮した上部構造が入った時の充実感は非常に大きいです。
歯科医院としてまだまだ改善してゆくことは山ほどありますが、医院を応援してくださるスタッフや患者様に感謝し地道に着実にステップアップしてまいりたいと思います。