2014/05/25
温かい日が続いていますね。
日中はよいですが、朝晩は冷えて、毎年この時期は何を着たらいいか悩んでいます。
先日、お久しぶりの患者様で1年ほど前に治療を終えた方がいらっしゃいました。
治療終了してまだ1年程度ですが、患者様にも頑張って通院して頂き今は満足していらっしゃいます。
題名にあるように、歯周病で前歯を失ってしまった患者様へのインプラント治療、その隣の歯の根管治療、セラミック治療でした。
①向かって左側の歯は重度の歯周病でした。
歯周病の初期治療を行った後に、いい状態で長く残せるかの判定を行いますが、再発の不安が残りました。
歯周病の進行程度を考えると、悪化した際には隣の歯にも悪影響が出る可能性も。
患者様と相談し、インプラント治療を計画しました。
しかし歯周病で歯を失う場合には、支えの骨が非常に少ないです。
そこで歯を抜けそうになるぎりぎりまで、矯正治療で引っ張り上げてから抜歯と同時のインプラント手術を行いました。
②①で矯正的方法で造骨後の抜歯即時インプラント埋入の計画が立ちました。
が、すべて向かって右の歯 根の先に大きな病巣を治してからのお話です。
ということでまず根の治療(根管治療)でしっかり隣の歯を治します。
歯科治療で大切なのは痛くない治療で、患者さんが通いやすいことだと考えます。
そして次に診断を踏まえた基本治療(歯周病治療・根管治療)が最も重要です。最後に審美治療やインプラント治療ではないでしょうか?複雑なプランになるほど、基本治療、予防、など医院の基礎総合力が安心、安全、長持ちにつながるのかなと思います。
これからも初診を忘れずに、感謝の気持ちを持って頑張っていきます!!