2013/12/15
先日、中野区歯科医師会の学術講演会に出席して参りました。
テーマは非歯原性歯痛についてでした。
この”非歯原性歯痛”というのは文字の通りに歯や歯周組織に原因がないにも関わらず、歯に痛みを感じる状態です。
患者様からすると、そんなことってあるの?という印象を受けるかもしれませんが、決して少なくはありません。
主なものとして
咀嚼筋に関わるもの
神経障害性のもの
神経血管性のもの
上顎洞性のものなどがあります。
全ての場合で原因を特定してから治療を行う必要があります。特定が難しい場合は、原因を特定することに時間を割くことが必要になってくるということです。それが結果的に治療を合理的に進めていくことになります。
明日は矯正の診療日で片岡先生がいらっしゃいます。矯正治療日は私も診療は行わず治療の相談のみ行っております。
普段は診療時間の中で色々なお話をさせて頂くので時間に限りがありますが明日はゆっくりお話できることが今から楽しみです!