「健康へと導き、守り抜く歯科医院の達成」を目指す新江古田こばやし歯科クリニック

抜歯

“先生が決心させてくれた”
 
前歯の抜歯をする直前の患者様の言葉です。
歯科に対して恐怖心が非常に強く、歯周病が重度でどうしても抜歯が必要な患者様です。
腫れたり痛んでも、治療が怖いので消毒やお薬でしのいでいました。
 
そうして数カ月が経過してしまい、次は別の部位にむし歯が見つかりました。
虫歯は非常に小さいので、何とか頑張って頂き治療をすることに。
 
まず表面麻酔、次に麻酔その後むし歯を削って詰めて、終わってみると「今の歯医者さんはこんなに痛くないのね。途中から寝てた」と仰いました。
そして「やらなくてはいけないとわかっていた抜歯をします」と。
 
治療には理想的な順序があります。
しかしそれだけでなく、実際には、患者様に寄り添って、共通のゴールを見て手助けさせてもらうことが大切だと改めて実感しました。
 
そして苦手意識が徐々に薄れ、今はご本人の希望で短期でのメインテナンス中です。
 
しっかりした治療や予防を追求すること、患者様に寄り添い応援することを新江古田こばやし歯科はこれからも大切にしていきたいと思います。


歯がぐらつく 歯ぐきからの出血 歯ぐきの腫れ

最近は歯科健診希望の初診の患者様に多くいらして頂いています。
中野区成人歯科健診も1月までですので、受診希望の方は気をつけてくださいね。
 
歯科健診の患者様には以下のような流れで対応しております。
①問診(聞き取り)
②お口の中の検査(むし歯・歯周病・義歯・歯並びなど)
③必要があればレントゲン写真検査、唾液検査
④お口の中の写真検査
⑤クリーニング
 
状況に応じて模型検査、CT検査も行います。
 
ご自分のお口の中での気になることで多い内容が
歯がぐらぐらする
歯磨き時に歯ぐきから出血する
体調が悪いと歯ぐきが腫れるといった歯周病の訴えです。
 
成人の8割以上が罹患しているとされている歯周病。実際にはそれより多いのではないでしょうか?
歯周病は歯の周りの病気です。歯ぐきの表層から始まり、じわじわと深部まで進もうとします。それも症状なく。
 
治療はステップを踏んで行います。
歯ぐきの検査 レントゲン検査
歯磨きの確認
スケーリング(目視できる歯石の除去)
SRP(目視できない歯石の除去)
歯周外科処置
 
つまり治療自体も表層から深部へのアプローチとなっていきます。
 
歯を失ったときの選択肢にブリッジやインプラントがあります。
しかしブリッジにしてもインプラントにしてもお口の中に歯周病が進行した状態ではリスクが上がります。
 
治療開始のタイミングは、早ければ早いほど良いです。
ぜひ詳しい検査をして、ご自分のお口の中の状況をしっかりと把握したうえで、良い状態を維持して頂きたいと思います。


歯科医師募集のお知らせ

新江古田こばやし歯科クリニックでは歯科医師を募集しております。
 
当院ではまず患者様の抱えている問題を医療面接でしっかり把握する。現在の問題をしっかり解決することが何より大切です。
次に、長く良い状態を保つための問題を解決します。
 
大きな柱として
・現状の詳細な把握と解決
・将来起こりうる問題の予測と予防
この2点を考えております。
 
その為には資料採取、患者様が理解・納得できる説明、知識・技術、および研鑽、メインテナンスが必要です。
 
インプラントについてはやはりCTは必須です。安全にシンプルにインプラント治療を行うために診断用WAXUP、CT撮影、サージカルステント作製等を行います。
歯周治療にはSRP、FMD、FOP、EMDなどを行っております。
 
審美歯科については症例によりコンピュータでシミュレーションして患者様に説明を行います。歯科技工士とのやり取りも勉強になります。
 
小児歯科についてはラバーダムを用いてのCR充填、断髄、咬合誘導などを行っています。
 
予防処置としては唾液検査を用いてカリオグラムを使用しています。
その後にメインテナンス移行しますが症例により3DSや再石灰化療法などを行います。
 
医院として今後さらに質を高めていくために設備と体勢も整えていきたいと考えております。勤務時間、給与については相談により決定しましょう。
 
切磋琢磨、刺激し合える仲間として新江古田こばやし歯科で働いてみませんか?


歯が溶ける 酸蝕歯 酸蝕症

酸蝕歯 酸蝕症
 
皆さんは聞いたことがあるでしょうか?
聞き慣れない方も多いと思いますが、最近、酸蝕症の方が増えています。
文字通りですが酸にさらされることで歯が溶けてしまう状態の事です。
 
歯の表面が溶けることによって
歯の色が黄色くなり、つやがなくなる
歯がすり減り、凹凸ができる
しみやすくなる
詰め物が外れたり、虫歯になりやすくなる
 
“酸”といっても原因は身近にあるものが非常に多く、体に良いとされているものもあります。
炭酸飲料 スポーツドリンク ワイン
柑橘系の果物や飲料
お酢
胃酸などが代表的なものです。
ある意味、現代の病気といえるのではないでしょうか?
 
治療はこの4つを柱にします。
①原因の把握と改善 これが最も大切です。
②ついで悪化させやすい事項の確認と改善(歯磨き方法、唾液の量、歯ぎしりなど)
③歯の強化(再石灰化 3DS)
④歯の修復
 
早く気付くことで対策を練ることができます。歯が溶ける酸蝕歯、酸蝕症ぜひ気をつけてください!


奥歯のセラミック治療

道に残っている雪がかなり少なくなってきましたね。
私の通勤時や帰宅時には基本的に凍結しております。皆さんもケガには気をつけてください。
 
当院では最近は奥歯のセラミック治療を行うことが多いです。
 
審美的な側面はもちろん優れています。
しかし長い目で自分のお口の健康を考えていただいた時にプラークが付着しにくい事を理由に選択する患者様が多くいらっしゃいます。
 
勿論、材質だけの問題ではないので、毎日のブラッシングが基本ですが、お口の健康に関して考えて頂くことを嬉しく思います。
自分のお口の健康に関心を持つきっかけは多いに越したことはないですので。
 
先日、”口臭”と”スポーツマウスガード”のページを作成し始めましたので興味がある方は目を通して頂ければと思います。まだ途中ですが。。
 
寒い日が続きますが、明日も笑顔で過ごしたいと思います。