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2019年6月13日

新人歯科衛生士のための勉強会を行いました。

内容は効率的な予防歯科を進めてゆくためのCAMBRAについてです。
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むし歯の予防方法についてお伝えするべき内容は非常に多いです。

内容も多岐にわたるむし歯予防の方法の全ての説明とご理解、
そしてそれを実際の生活習慣に落とし込む為の方法と検証、そしてフォローアップ。
一つ一つ行ってゆくには、膨大な回数と時間が必要になります。

そこで
始めに虫歯予防に必要な検査を行い、
良い部分はキープ、心配な部分のみを根拠のある方法で改善したいと考えていました。
また、メインテナンスの際に、そのアポイントの時間内で
再検査と結果のお伝え、改善点・改善方法の提示までができるのが、
最も患者様の為になるかとも思います。

そこで今年からCAMBRAシステムを活用しております。


"Caries Management By Risk Assessment(リスク評価に基づくう蝕管理)"


リスク評価と処置が1つになった世界基準のツールとして、
現在アメリカの歯科大学65校中40校がこの教育プログラムを導入しており、
世界中で活用する歯科医師が増えているようです。

患者1人1人のむし歯リスクを評価し、
それに応じたリスクを引き下げるための処置までが
根拠ある方法でプロトコル化されているのが最大の特徴です。


予防歯科は本当に大切です。
① お口で考えた場合

1本の歯を5~6回治療するとかなり抜歯に近づきます。
 はじめは、詰め物をしたり、銀歯になったり。
 次に、神経まで達してしまうこともあります。
 さらに虫歯になると、神経の痛みを感じることができませんので、
  かなりこじらせてしまいます。
 何とか残せた歯も、ダメージが0になるわけではないので条件が悪いと外れやすくなり
  ます。
 その後には抜歯に至ることも考えられます。
そのような歯が増えると、治療に費やす時間・エネルギー・費用が大きくなるだけ
でなく、咬みにくい・咬めないという問題が様々な部位に2次的な影響を及ぼす可能性
が高くなります。 

② 全身で考えた場合

むし歯や歯周病は原因は細菌なのですが、やはり生活習慣が進行に大きく関与します。
つまり虫歯や歯周病が頻発・再発するということは、全身の生活習慣病の発症リスクも
上がる可能性が高いと考えています。ただ生活習慣を整えることが最も困難なことだとも思います。

非常に大切なことだからこそこそ当院のビジョンとして以下の文言が設けられました。
患者様と二人三脚で、
口腔の健康から身体の健康を提供し、クオリティ・オブ・ライフを向上させます。

※ 先日、休診を頂いて原宿食サミットへ参加してまいりました。
  各分野のエキスパートが食についてディスカッションを行っておりました。
  食と家族 食と健康 食と教育 食とスポーツ 食と安全性 食と農業 ...etc
  食はクオリティ・オブ・ライフに深く繋がります。
  食を考える程に、歯科でできること、やるべきことが山ほどあることを
  痛感いたしました。

※ 小林奈未子が小児歯科専門医として子供のむし歯予防について取材を受けましたの
  でご報告いたします。
  
  "子供を虫歯にしたくない! 子供の歯を守るために自宅でできる虫歯予防とは?"
  小児歯科と小児歯科専門医の違い
  自宅での歯磨きは"自分で磨く"習慣作りから
  歯磨きは親子のコミュニケーション
  乳歯の虫歯放置に要注意。放置していると......

   こちらです
   https://dental.c-concierge.jp/feature/kids-yobou5.html
    


久しぶりの投稿で話が広がってしまいましたが...
一言で申し上げますと
ぜひとも皆様のパートナーとしての歯科医院を見つけていただき、
予防歯科とともにご健康の維持・増進を図って頂きたいと存じます。

新江古田こばやし歯科クリニック
小林良

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院長 小林良 新江古田こばやし歯科クリニック
院長 小林良

【経歴】
日本大学歯学部卒業
東京医科歯科大学歯周病科専攻

【所属学会】
国際インプラント学会 認定医
日本歯科先端技術研究所 認定医
日本口腔インプラント学会 認証医
日本顎咬合学会 かみあわせ認定医
日本歯周病学会 会員